2024年05月12日

人が旅をする目的は、到着ではない。旅をすることそのものが旅なのだ。





一人での旅は、

自己成長や新たな発見をもたらす

素晴らしい経験だ。



自らの行動と決断を信じ、

内なる声や直感に耳を傾けながら、

新たな景色や経験に

出会うことができる。



孤独な旅は、

自己発見や内省の時間を提供し、

個々の心に静けさをもたらす。



しかし、人生は

一人で生きることも大切だが、

他者とのかかわりも

同じくらい大切だ。



仲間との旅は、共に笑い合い、

困難を乗り越えることで

絆が深まり、

貴重な思い出が生まれる。



他者との共同体験は、

個人の視野を広げ、

新たな視点を提供する。



仲間との旅は、

一人旅では得られない

人間関係の豊かさや励ましを

もたらす。



一人旅の自由さと内省の時間、

そして仲間との共有する喜びや支え

人生は

この二つの側面が調和したときに、

その真の豊かさを味わうことができる



自らの成長と冒険心を追求しながらも

他者とのつながりや

共有する喜びを忘れずに、

新たな旅路に踏み出そう。





遠くに行くことはある種の魔法で

戻ってきたときには

すべてが変わっている。



■ケイト・ダグラス・ウィギン


■巻頭言:ゲーテ


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2024年04月30日

すべての終わりは、新たなる始まりである。





人生は、自分の意志で

コントロールできることと、

そうでないことの両方から

成り立っています。



自らの意志で物事を

始めたり終わらせたりすることは、

自己成長や満足感を得るために

重要です。



夜更かしの習慣をやめたり、

新しい健康的な習慣を取り入れたり

することは、

心身の健康を向上させる一歩です。



自分の選択によって

人生を積極的に変えることは、

自己実現への道を切り拓くことに

つながります。



しかし、同時に、

自分の意思では変えられない出来事も

存在します。



失望や悲しみ、

不条理な出来事に直面することは

避けられません。



愛する人の死や、関係の終わり、

自然災害など、

我々にはコントロールできない出来事が

あります。



これらの出来事は

我々を打ちのめすかもしれませんが、

それでも前に進むために必要な

学びや成長があるかもしれません。



充実した人生を生きるためには、

これらの二つの側面を

受け入れることが重要です。



自分の意思で変えられることに

焦点を当てる一方で、

受け入れられない出来事にも向き合い

それらから学び成長することが

必要です。



困難な状況に直面したときには、

前向きな姿勢を持ち、

自分の中にある強さや創造力を

信じることが大切です。



そして、他人とのつながりも

忘れてはなりません。



家族や友人、コミュニティとの絆が

人生の喜びや悲しみを共有し、

支え合う力となります。



他人に対する思いやりと共感は、

充実した人生を築く上で

欠かせない要素です。



最後に、

過去の失敗や後悔に囚われず、

現在を生きることが重要です。



過去の経験から学びつつも、

未来に向かって

ポジティブに進んでいくことが、

充実した人生を実現する

鍵となります。



自分の意思で

コントロールできることと、

できないことの

バランスを取りながら、

前向きに人生を

歩んでいきましょう。





これだけは覚えておきなさい。

何もかも失ったと思える瞬間でさえ

あなたの未来は残っている

ということを。



■ボブ・ディラン





人知るもよし、

人知らぬもよし、

我は咲くなり。



■武者小路実篤


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2024年04月26日

幸せにならなきゃだめだ誰一人残すことなく省くことなく





今日の朝も、

目を覚ますと同時に

小さいころのあの感覚が

戻ってきた。



カーテンの隙間から差し込む

暖かな光、

木漏れ日が部屋をやさしく

照らしている。



その光は、まるで

昔の神様が私たちに

愛を届けるように、

心を温かく包んでくれる。





子どもの頃、

神様が実在すると信じていた。



毎朝、目が覚めるたびに

その存在を感じ、

安心感に包まれていた。



しかし、大人になるにつれて、

その想いは薄れていった。



忙しい日々の中で、

愛や優しさを見失い、

心の奥にしまってしまった。





一日に 

何度も笑ふ 

笑ひ声と 

笑ひ顔を 

君に残すため



■河野裕子





だけど今日、

窓を開けて外を眺めると、

雨上がりの空が

澄み渡っている。



その清らかな空気が、

心をやさしく包み込んでくれる。



昔を思い出すように、

カーテンを開けて

外の世界を見る。



そこに映るすべてに、

かつての神様のような

愛をそそごうと決めた。




さめてねて 

詩にはぐくまれん 

幸の君 

小さきゑがほぞ 

永劫に高かれ。



■石川啄木


■掲出歌:加藤千恵



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2024年04月22日

往きて還らず





このごろよく見るんだよ



夜なのかわからないけど

暗いんだよ

その暗い中を みんな

黙って歩いているんだ

大勢いるんだよ

なのに とても静かで

何処に行くの?って訊いても

誰も答えてくれない

黙ったまま 歩いていくんだよ

みんな 同じ方向に

わたしはとても不安で

とてもさみしくて

知っている人もいないから

とにかく 近くを歩いている人に

声をかけるんだけど

誰も答えてくれない

どうしよう

一緒に歩いていくのが

良いのだろうか

それとも 

ここに止まっているのが

良いのだろうか

どうしていいのかわからなくて

おろおろしていると

そこで目が覚めるんだよ。

ああよかった と

ほっとするんだけど

みんなどこに向かって

歩いていくんだろうね

このごろはね

眠ったらまた

あの夢を見るんじゃないかって

心配でね

寝たくないんだよ。






母さん

それはきっと夢じゃないよ

魂がね

次に向かう場所を

確認していたんだと思うよ

はじめは短い夢のような感じで

次の場所を見せて

少しづつその時間を長くして

心の準備をしてね

ついにはそちらに全部移るんだ。

母さんは毎日を丁寧に生きてきたから

きっと神様が少しだけ

見せてくれたんだろうね

いまはきっとわかっているでしょ

不安に思うことなんてなかったって

こっちはいいよって

そっちで笑っているんでしょ






いるひとも いないひとも

みんなつながっている

そして

みんなやさしい




posted by 昨晩 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のお言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

帰ってこない4つのもの





この間の土曜日に

部屋の天袋を片づけていたら

一番奥の段ボール箱から

たくさんのミニアルバムが出てきた。



ほとんどが

子供たちの小さな時の写真で

自分もすっかり忘れていて

初めて見るような

新鮮な懐かしさを感じた。



段ボール箱の一番下に、

自分の若かりし頃の手紙や写真が

隠すように置いてあった。



その中には、

当時付き合っていた人との思い出が

残されていた。



懐かしさもあって

手紙を少しだけ読み返してみたが、

当時の自分がいかに愚かだったかを

痛感した。




ほんと 若さとは

無知と恥知らずと勢いだけの

未熟な季節で

先のことも 相手のことも考えず

視野狭窄で走っているのと同じだから

危なっかしくてしょうがない。

そりゃぁ ケガするよね。



当然のことながら

高い授業料を払うことになった。



物事にはタイミングがあり

段取りがあり

なにより

物事には事情と道理がある。



そんなこんなで

二十歳そこそこの若造は

身をもってこのことを学んだ。





4つのものは、帰ってこない。 



口から出た言葉、

放たれた矢、

過去の生活、

そして、

失った機会





何十年ぶりかで

この教訓を思い出した。



このタイミングで

こうした機会があったということは

なにごとかを暗示している と

考えた方が良いから

少し慎重にしておくのが無難だろう。




posted by 昨晩 at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のお言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月19日

逆境は成長の始まりであり、順境は堕落の始まりである。





失敗って、

誰にでもあることだよね。

でもね、

その失敗から学んで、

成長するって大事なんだよ。

だから、挫折しても、

くじけないでほしいな。



まず、失敗や困難を

否定せずに受け入れよう。

そうすると、気持ちも軽くなるし、

次に進むための力も湧いてくるよ。



そんなときは、

友達や家族と話したり、

自分の気持ちを整理する時間を

作るのもいいんだよ。



次に、

失敗したときは、

自分のことを責めたりしちゃ

だめだよ。

むしろ、

なぜ失敗したのかを考えてみて。

そうすると、

次に同じことをしないようにできるし

成長できるよ。



ポジティブな考え方も大事だよ。

失敗しても、「次は頑張ろう」と

思えるといいんだ。

そうすると、

次のチャンスを待っているときも

自信を持って挑戦できるよ。



最後に、

失敗から学んだことを

実際にやってみよう。

それが、

失敗から逃げずに

立ち向かうことだよ。

そうすると、

新しいことにチャレンジする

勇気も湧いてくるし、

成長できるよ。



失敗って、

最初は悲しいし辛いけど、

実はすごく大切なんだ。

だって、失敗から学んで、

強くなれるから。



だから、くじけずに、

挑戦し続けてほしいな。

きっと、素敵な未来が待ってるよ!







居逆境中、

周身皆鍼砭薬石、

砥節礪行而不覚。



処順境内、

満前尽兵刄戈矛、

銷膏靡骨而不知。



■菜根譚より



人は逆境にいるときは

その辛さばかりに気持ちが行くが

逆境の大変さこそが

実は自分を磨き

成長させていることに

その時は気がつかないものだ。



そして 人は

順境にあるときこそが

自分を堕落させる

危ういときであることに

気がつかないものだ。



posted by 昨晩 at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のお言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月14日

観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生





付き合って100日記念 として

遊園地に行って

彼女の絵を描いたことがあった。

遠い昔の話だけれど。



その時は

上手に描けなかったけれど

彼女は喜んでくれた。



けれど 僕は不満だった。

もっと上手に描いて

彼女をもっと喜ばせたかった。







あれから かなりの時間がたち

僕たちは別々の人生を歩み

彼女は結婚して

幸せな家庭を築いていると

友達づてに聞いた。



僕は 今もひとりだ。







彼女への未練ではなく

自分の画力の未熟さへの憤慨から

実は あれ以降何度か

僕は遊園地に行って

一人絵を描いたことがある。

そして それは今でも続いている。







真昼の遊園地で、微熱の僕は

静寂に包まれていた。

手には、淡い色のクレヨンが握られ

白紙の画用紙が

目の前に広がっていた。



少し頭がぼんやりとしている中

絵を描くために

彼女の顔を思い出していた。



僕は静かに絵を描き始めた。



一緒に遊園地で楽しいひとときを

過ごしたこと

笑い合い

手をつないで回った回転木馬や

深夜まで乗り続けた観覧車の中での

会話を思い出す。



今となっては遠い記憶だ。



ところどころ

当時の面影を残している

遊園地の景色が

心を切なくさせ、

微熱のせいか 

心はひんやりとした冷たさに

包まれた。



彼女との別れの痛みが、

今も僕の心に

深く残っているのだろうか。



完成した絵を見つめながら、

深いため息をついた。



僕は静かにその場を離れ、

微熱の中で自分の心に向き合った。



おそらく もうここには

絵を描きには来ないだろう。



自分なりに納得する絵が

ようやく描けたから。



ため息の理由は

ここまでの

かかった長い時間のせいなのか

それとも

わずかに残っていた

彼女とのつながりを

自ら手放してしまうという

さびしさなのか。



いずれにせよ

ようやく僕は 

自分に課した呪縛を解いて

自分だけの自分のための時間を

生きていくことができる。





夜は夜のあかりにまわる

ティーカップ

ティーカップまわれまわるさびしさ



■永井陽子


■掲出歌:栗木京子




posted by 昨晩 at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のお言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カーテンがふくらむ二次性徴みたい あ 願えば春は永遠なのか





かなり昔の話だけど、

夏の日に

もうすぐ閉園される予定の遊園地に

遊びに行ったことがあった。



人通りもなく、

遊具は静かに立ち並んでいた。



そこで、僕は

一冊の古い絵本を見つけた。



その絵本は

誰かが置き去りにしたもので、

ページは汚れ、

表紙には発行されてからの

年月を思わせる痕跡が残っていた。



でも、中身はまだ色褪せず、

不思議な魔法を持っているように

思えた。



その時、僕は

自分の中に眠っていた

子どもの頃の夢や想像力が

よみがえるような感覚に包まれた。



その絵本を開くと、

そこには

昔の思い出が詰まっていた。



幼い頃の遊び場や夢見た冒険、

そして大切な人たちの笑顔が

描かれていた。



その中でも特に目を引くのは、

夜空に輝く星たちの絵だった。



星空を眺めると、心が満たされ

新たな冒険への想像力が

湧いてくるような気がした。



そして、

その絵本をめくるうちに、

僕の心は懐かしい思い出に

浸っていった。



まるで

失われた時を取り戻すように、

幼い頃の無邪気な笑顔や友情、

そして家族の温かさが蘇ってきた。



あの頃の僕は、

夢を追い求めることができる

勇気を持っていたことを

思い出した。



大人になるにつれて、

どこかに消えてしまった

勇気を。



だけど、この絵本と出会って

僕は自分の心の奥底に眠る夢を

もう一度取り戻す決意をした。



幼い頃のような

無邪気さや純粋さを取り戻し、

忘れていた冒険に向かって

歩み出そうと。







遠い昔の 夏の日に

誰もいない遊園地で

あの絵本に出会ったからこそ

今僕はここにこうしているのだと

そんなことをこの歌を聴いて

思い出した。







音楽 わかっていると思うけど、

出会ってからが勝負なんだ 詩学



■掲出歌とも:初谷むい



posted by 昨晩 at 01:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のお言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月13日

たらちねの 母がなりたる 母星の 子を思う光 吾を照らせり





月並みかもしれないけれど

僕の思い出。





小学生の頃に

田舎の祖母の家に遊びに行って

よく一緒に星空を眺めました。



祖母は

星座の名前にとても詳しく

星にまつわる物語を

僕に話してくれました。



キラキラ輝く星たちの

楽しい話や素敵な話は

僕を星空好きにしました。



その時の彼女の優しい声が、

今でも私の心に残っています。



しかし、ある年の秋に

祖母は病気で亡くなりました。



その日から、星空は

暗く沈黙したままになりました。



祖母の死は僕に大きな喪失感を与え、

星空を見上げることさえ

苦痛に感じるようになりました。



思えばあれから随分長い間

僕は星空を見ることが

なかったように思います。



しかし、昨夜 仕事帰りに

ふと立ち止まって星空を見上げると

祖母の笑顔が浮かんでいるような気が

しました。



なぜ 今になって突然

そんなふうに感じたのかは

わかりません。



でも 僕は昨夜確かに

祖母の存在を感じ、

彼女がいつも僕を

見守ってくれていることに

気がつきました。



彼女の思い出と星空は

僕の心の中で再び輝きを取り戻し

僕を支えてくれるのです。





東明(しののめ)の 

星のかがやき 仰ぎつつ 

けふは楽しと 勇みけるかも



■若山牧水


■掲出歌:正岡子規




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涙はダイアモンド





雨の日。

灰色に染まった街並みが、

私の心情を映し出すかのようだった。

彼からの言葉がまだ耳に残る。

別れを告げる冷たい言葉。

心の中で、薄々彼の心変わりを

感じていた。

それでも、

現実を受け入れることは

できなかった。



幸せな思い出があふれる中、

私は彼の姿を探す。

しかし、雨の中、

彼の姿は見当たらない。

彼が去った後の喪失感は、

私の心を重く圧し潰すようだった。



街中で立ち尽くす私を、

雨が容赦なく打つ。

傘も持たず、ただ立ちすくむだけ。

やっと見つけた彼は

振り返ることもなく、

ただ前だけを見つめ、去っていく。

背中には、

今まで感じていた優しさも、

愛情も、何も残っていなかった。



突然彼を失った私は

呆然として立ち尽くす。

彼との今までの楽しい思い出たちが

急速に色あせていく。

自分は強いと思っていた私は

自分を奮い立たせようとするが、

素の自分は思っていたより

脆く弱く、涙が止まらない。

これからどうすればいいのか、

先のことは全く考えられず

涙が流れるばかりだ。



雨音が増す中、

心は深い暗闇に沈んでいくようだ。

彼が去っていく姿を

ただ見送ることしかできず、

喪失感が私を襲う。

彼の言葉が頭の中で反響し、

心を貫く。

もう二度と彼の笑顔を見ることは

できないのかと思うと、

身体が震える。



幸せな時間はいつの間にか過ぎ去り、

私の心はただの残骸と化した。

彼との未来を想像していたことが、

今では空しく感じられる。

彼を忘れることができない

この痛みが、心を苦しめる。







白ければ雪、

透明なら雨と呼ぶ 

わからなければそれは涙だ



■鈴木晴香



posted by 昨晩 at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のお言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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